生徒さんがオペラに出演しました
生徒さんがオペラに出演しました
こんばんは。
川越市ピアノ教室フルールのちかざわちずこです。
昨日は、午前中のレッスンを終えた後
音大でピアノを学んでいる生徒さんが出演した
オペラを観劇しに和光市民文化センターに出掛けました。
幼稚園の年中さんの12月にレッスンスタートした生徒さんが
今や立派な音大生。
しかも、ピアノ専攻にも関わらず歌も素晴らしいので
学内のオーディションに合格してオペラに出演しています。
これまでも、彼女の出演したオペラのステージを見てきました。
今回は『ランメルモールのルチア』という演目でした。
お恥ずかしながら、私はこのオペラを知らなかったのですが
非常に素晴らしかったです。
ストーリー的にはロミオとジュリエットのような悲恋の物語で
シンプルなものなのですが、その分、出演者の実力が問われるものだと思います。
このオペラの有名な場面に
主人公のルチアがソロで延々と歌い、後半はフルートとの掛け合いをする
「狂乱の場」というのがあります。
会場全体の空気が張りつめた中、
狂気を表すように、若干音程を低めに歌う声や
フルートとの鬼気迫る掛け合いに鳥肌が立ちました。
このような素晴らしいオペラを観劇する事が出来たのも
生徒さんのお陰です。
お隣の席では、彼女のご両親も一緒にご覧になられていたのですが
最後のカーテンコールで、出演者全員が挨拶をしているのを見て
感激されていました。
ご両親に見守られながら、立派なステージに立つ生徒さんの姿に
ご家族の愛情を感じました。