作曲する意義と楽しさ

曲を作る意義と楽しさ

こんばんは。

川越市ピアノ教室フルールのちかざわちずこです。

 

今日は朝から久々の大雨。

とっても寒かったですね。

そんな中、息子より早く家を出て、南古谷小学校に行きました。

それは、小学校の読書週間の最後の大きな行事

全校生徒に向けての、大型絵本の上演のためです。

 

この大型絵本、1ページが模造紙4枚を貼り合わせたものです。

5年前、読み聞かせメンバーの力を合わせ制作しました。

この制作は夏休み期間も行い、メンバーの子供達や

参加したい子供達も一緒に絵を描きました。

うちの息子達も参加した、思い出深い作品です。

 

本当の絵本の絵をしっかり再現しつつ、

大型絵本ならではの迫力も加わり、

制作に関わった者がいうのもおかしいですが、

素晴らしい出来栄えです(…結局言うんかい!)

 

私は、オープニングとエンディングのピアノ音楽や

途中の効果音も作らせて頂きました。

「近澤さん、音楽、お願いしていい?」

の声に、

「うん、私に出来ることなら!」

と気軽にお返事したのですが、

「最後は『久石譲の感じで』」

などなど、無茶ぶりを受けつつ、

皆さんに納得してもらえる形になった時は

私も充実感たっぷりでした。

 

こうして、年数が経っても絵本と共に音楽も生き続けてくれ、

音楽も作品の1部になってくれているのを感じ

改めて、素晴らしいプロジェクトに参加できて

幸せだと思います。

 

実はこれには、秘かな余談もあり

数年前、大型絵本を近隣の牛子小学校の読み聞かせボランティアグループさんに

お貸しした事があり、その際一緒に音楽の楽譜も

添付したのです。

去年、入会した生徒さんのお母さんとお話しをしてて

急に

「あ!先生のお名前、どこかで見た事があると思っていたんですが

大型絵本の楽譜のなまえに『ちかざわちずこ』って書いてありました!

あの曲、私が弾いたんです!」

と言う話をして頂き、

「え!そうなんですか!確かにそれ私です!!」

なんて盛り上がり、不思議なご縁を感じました。

 

絵本の作品を読み込みながら

自分の中に感じる音をイメージして、曲にしていく。

そんな貴重なチャンスを、自然な形で私に振ってくれた

読み聞かせメンバーに、いつも感謝の気持ちがあります。

 

こうした「ストーリーに合わせ曲を作る」という経験があるからこそ

今、レッスンで生徒さん達に

『「曲を作る喜び」を感じて欲しい』と言う想いも

自然に感じられるのかもしれません。

 

今週中には、来春、近くの中学校の全校読み聞かせのための

ピアノ音楽の原案を用意します。

とても素晴らしい絵本です。

絵本の世界を、自然に引き立てられる音を

楽しんで、イメージしていきたいと思います。

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