新しいポジションに入る時も即興を利用します

こんにちは。
川越市南古谷ピアノ教室フルールのちかざわちずこです。

南古谷駅徒歩4分のピアノ教室です
NPO法人日本こども教育センター
キッズポピュラージャズ認定講師
ポピュラー&ジャズの要素を取り入れた楽しいレッスンを行っています。

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新しいポジションにはいる時も即興を利用します

私は、メイン導入期のメイン教材に

『オルガン・ピアノの本』を使用しています。

ミドルCからスタートして、次第に左手が伴奏形の形になり

ハ長調の両手奏に移行します。

そして途中でヘ長調の曲が登場します。

「たんぼのなかのいっけんや」

(これ、新版になる前の本の挿絵がちょっと笑えました。

家の周り、360度田んぼ!確かにタイトル通りだけど)

 

でも実はこの曲、スムーズにレッスンを進めてきた生徒さんにとっても

第1関門になる事が多かったんです。

音域が広がるし、手のポジションも変わるし…

演奏自体は、さほど難しい曲ではないんですけどね。

Iちゃんも、若干苦手意識を持ってしまったようでした。

そこで、ヘ長調のポジションでアドリブの演奏をすることにしました♪

私がヘ長調に転調したアナ雪コードを弾いたうえで、

「ファ・ソ・ラ・シ♭・ド」を使って自由に弾いてもらいます。

 

ハ長調でも、このコード進行でのアドリブはやっていたのですが、

ヘ長調で私が弾き始めた途端、嬉しそうにニコ~~ッと笑って見つめてくれました。

 

うんうん、なんか分かる気がする!

ヘ長調の柔らかい空気感ってあるよね♪

そして、ゆっくり自分で音を出し始めてからも

響きを味わっているように、ずっとニコニコして弾いていました。

シ♭もしっかりつけられました。

「たんぼのなかのいっけんや」にはシ♭は出てこないんですけどね。

 

こうしてヘ長調を味わってから練習したら、

レッスン中にすっかり弾けるようになりました。

 

オルガン・ピアノの本1の中で、

ハ長調・ヘ長調・イ短調・ニ短調・ト長調の

5つのキーが登場します。

 

それだけアドリブのキーも増やせるということ。

(余裕のある生徒さんは1オクターブ、小さい生徒さんは5指ポジションにしようと思います)

 

教本を進めながら、キッズポピュラージャズの内容を組み込む方法が

自分の中で定まってきています。

 

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