テクニックって

防音室リフォーム工事のため、3月は2週目から4週目までお休みになってしまいます。

今年の12月23日は発表会の日程を押さえているので、忙しい中学生や高学年の子には既に曲を渡して準備に取り掛かってもらっています。

今回ショパンワルツの遺作に挑戦する事になったHちゃん。先週お母さんに楽譜の購入をお願いしていました。

意欲的なHちゃんはどんどん譜読みしてくれていました。 レッスンではいつもの曲集です。

その中で「音を抜く」(手首の脱力)を意識していたのですが、「わかっちゃいるけど何となくおざなり」感が漂ってきます(笑)。

そこで「このテクニックはね、ショパンを弾く時にも役に立つんだよ…」とちょっと声を潜め、『秘密の特ダネ風』に言ってみました(結構ポイントです!) そしてはじめのフレーズを2種類弾いて聴いてもらうと 「あ、本当だ!」と納得したようす。

子供にとって、その曲に含まれるテクニックはその曲のみで完結してしまうイメージですが、実際演奏するときのテクニックは「動き」という意味では共通する部分が多いです。

その辺を理解出来ると、ただ曲をこなしていくのではなく、そこから次の大きな課題への足掛かりになると思います。

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