中学生達の決意
こんばんは。川越市南古谷ピアノ教室フルールのちかざわちずこです。
今日のレッスンでは二人の中学生が来ました。
二人とも、それぞれ大変な状況になっていました。
一人は、夏休みの前、合唱の伴奏の楽譜を渡されていました。
曲は2曲。
「どちらになるか分からないから両方弾いておいて」
良く思えば、彼女のピアノをとても信用して下さっているのだと思うのですが。
これはちょっと中3の受験生にはどうよ?
しかも、彼女は夏休み中手術を受けるという精神的にも身体的にも酷な状況でした。
そんな中、「話の流れ的にはこちらの曲の方が可能性が高い」方の曲に的を絞ってレッスンしていたのですが。
結果的に、もう1曲の方が決定したそうです。
今から、10月下旬の合唱コンクールに向け練習のスイッチを入れなおさなければなりません。
気持ち的に、切り替えは大丈夫か?
心配だったのですが、本人は前向きに「1か月勉強しないつもりでがんばる」
その言葉を聞いて、私もとても前向きな気持ちで「がんばって」と言えました。
もう一人も、突然の伴奏依頼です。
しかもかなり手強い曲・・・
クラスでピアノを習っている子が二人しかいないそうです。
もう一人の子も一応練習してみるけど、「難しい」と話していたそうで。
やはり本番まで1か月ちょっと。ちょっとやそっとの頑張りじゃ厳しいよ?
と念を押しました。
例えば、毎日2時間の練習しても足りないかもしれない。
でも、やはり彼女も「がんばります」という答えでした。
ピアノを習ってきた中で、最大の試練になるかと思うのですが、
自分で「がんばる」と決めた二人なので、私は出来るだけのフォローをしたいと思っています。