中間試験期間でももりだくさんのレッスン
中3の生徒さん、中間試験が今日終わったので今日は、今取り組んでいる曲プラス、色々な事を取り入れてみました。
1、倍音を聴いてみる
これは、先日ますこしょうこ先生のセミナーに行った際ちょっと話題に上がっていて私自身も「倍音、聴けたっけ?」と気になっていたので、一緒に確かめてみました。
黄色い『楽典』の11ページを読んで確認してからいざドを弾く。
結果。
二人で、「聴こえた~~~~!」と歓声o(〃^▽^〃)o
しっかり聞こえました。私はソがかなり聴こえました。
そして、「ピアノって面白いねぇ」と感慨にふける・・・・
2、レパートリーを弾く
彼女はレパートリーとして数曲、通して弾ける曲が持てています。
その中から今日は『手紙』を弾きました。弾き語りバージョンの楽譜なので、
いつも生伴奏に合わせて私が歌っていました。
今日は、グランドピアノになって初めての『手紙』の演奏。
それが、
とーーってもよかったんです。
「あれ、前からこんなに歌って弾けてたっけ・・・・?」
と思いながら聴いて、歌ってました。
ついでに、涙腺の弱い私は、歌いながらついうるうるきてしまいます。
弾き終わった彼女に、
「グランドだと、違うね・・・・いいね・・・」
と言うと、
「全然違った・・・・すごい」
とこれまた感慨深げ。
でも、それは彼女自身が楽器の響きを聴けているから感じられる違いだから、それもすごいことだよ、と伝えました。
3、コードから和音記号へ
もうだいぶ前からコードを見てきていたので、コードで和音が押さえられます。
今日は、それを和音記号として見てみることにしました。
アナを例にとり、Ⅰ Ⅴ Ⅳ Ⅵになっているのを確認して、それが
通称『感動コード』と呼ばれていたりすること。
作曲の方法として、コード進行を先に決めてから旋律を作る方法もあるんだよ、という豆知識。
さっき弾いた『手紙』のコードを見て、Ⅰ Ⅳ Ⅴ Ⅰ
になっているのを理解。
何だか、レッスンを通して私も充実した気持ちになりました。
ピアノだけじゃなくて、音楽を楽しむ方法をいっぱい分かち合えた充実感です。
知識が増えると、楽しい事もたくさん待ってる、って実感してもらえたかな。