難しい年頃に差し掛かった生徒さん

こんばんは。

川越市南古谷ピアノ教室フルールのちかざわちずこです。

 

私の教室は、現在4才の年少さんから高校3年生までの学生さん、

そして大人の生徒さんが通っていらっしゃいます。

今日は、子供の生徒さんについてお話ししたいと思います。

 

その年代年代、内容は変われど保護者の方々は、

成長に関し、悩みは尽きないと思います。

悩みがある、と言う事は逆に、

それだけ本気で我が子に向き合っているから、こそです。

そんな保護者の方々のお気持ちに、いつも敬意を持っています。

 

そして、生徒さん達にとってピアノ講師と言う立場は

親でもない、学校の教師でもない、ある意味とても

中立な立場で付き合える存在だと感じます。

 

私自身、高校生時代の頃を思い返すと、

先生にとって、心配な生徒だったと思います。

自分がどうしてピアノを弾いているのか、

ピアノを弾く事が本当に自分にとって本当に大事な事なのか、

疑問に思えて、心からピアノに向き合う事が出来ませんでした。

正直ただ惰性でピアノを弾いているような気がして、

そんな風に思ってしまう自分も嫌で、堂々巡り…

不安定な高校時代でした。

 

今、そんな年代に差し掛かった生徒さんと接し感じたのは、

純粋に音楽を楽しむ事、まずそこに戻って、

それを感じられるレッスン時間・空間にしよう、という事。

 

きっと自分が肉親だったら、もっと感情をむき出しにしてしまうかもしれない。

でも本当にありがたい事に、親御さんと同じ年代の私でも、

年齢に関係なく『音楽仲間』になれる。

その立場は、なかなか他にない気がします。

 

先日のレッスン、色々な角度から音楽あそびをしました。

何かひとつでも引っ掛かってくれたら嬉しいな、と思いましたが、

レッスンの終わり、

「来週も来れます」

と自分から言ってくれた表情を見て、内心「やったね」でした^m^

 

やらなきゃいけない、からレッスン室に来るのではなく、

『ここに来たら何かある』と思えるレッスンをしたい、

そう思わせてくれる、大事な生徒さんです。

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