保育を学ぶ大学生もコードが役立っています
保育を学ぶ大学生もコードが役立っています
こんばんは。
川越市ピアノ教室フルールのちかざわちずこです。
昨日は保育を学んでいる大学生がレッスンに来てくれました。
久々に、学校の教材の童謡曲集を持ってきてくれたので、
それを元にレッスンしました。
保育現場の実践で必要な、童謡が簡単な伴奏にアレンジされた曲集です。
コードネームも書き込まれています。
ここのところ、大学でのピアノレッスンはなかったので
コード奏法や、オリジナルの曲を作る事を中心にレッスンしてきたのですが
そろそろ大学でも再びピアノレッスンが始まる様子。
コードを学んだ後、改めて童謡曲集の楽譜を見てみると…
「ここは、コードの5番目の音が省かれてる」
「次の和音は弾きやすくするため、転回されてる、音も流れが出てくる」
などなど、見えてくる事がたくさんありました。
これは、楽譜に書かれた音を弾くだけでは
なかなか気づかない視点です。
単に書かれたものを弾くのではなく、
理論が分かると、逆に譜読みもしやすくなります。
「こういう事だったんだ…」
と、コードを学ぶ以前よりもずっと、深く楽譜の意味を
理解できるようになりました。
それが理解出来れば、実践の場で、
コードだけの楽譜に出会っても大丈夫!
それに、童謡の楽譜は、コードだけが書かれた1段譜って
結構ありますから。
「コードが分かる」というのは、実践の場で
絶対に役立ちますよ^^